◆エッセイ

    セレクトジュエリーショップMilegeのオーナーブログです。

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    小学生の頃、私の靴下の親指に開いた穴を母が繕ってくれました。

    明治生まれの祖母に育てられた母にとって「もったいない」は口癖だったし
    得意ではないにしても繕いものをする程度の針仕事は当たり前のことだった
    のでしょう。

    繕った部分は靴を履けば隠れてしまうし、親指のところ以外はまだまだ
    新品のよう。。。

    それでも当時の私はイヤだった。
    貧乏くさくてイヤだった。
    穴の開いた靴下もイヤだけど、繕われた靴下をはくのはもっともっとイヤ
    だった・・・







    なのに時を経て、足袋や着物を繕い、子どもの服を直し、古くなった洋服を
    リメイクしている自分がいました。

    直すことに「もったいない」以上の何かが宿ることを最近しみじみと感じる
    ようなり、靴下の思い出に何だか泣きたい気分になるのです・・・





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    明けましておめでとうごさいます。

    本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。





    皆さま良いお年をお迎えですか?

    カレンダーの並びが良かった去年、一昨年に比べて年末年始のお休みが短かった
    今年・・・

    あっという間に普段の生活が戻ってまいりましたが 「あっという間に1月も終わり
    ・・・」(!)などということのないよう気を引き締めて一日一日を過ごしたいですね。







    以前 This is オリーブグリーン の記事でご紹介したペリドットのルースを使って
    現在リングを制作中です。

    ペリドットの大きさを活かして存在感がありながらもシンプルなリングを、、、と思い
    制作しておりますが、やっと形を成してきましたのでまだ石留めはしておりませんが
    チラっとお披露目を。。。

    堂々とした佇まいでフォークロアな雰囲気も漂います。



    peridotring0.jpg




    娘に見せてみると、これで出来上がりでよいと言います。

    「石の美しさを見せたいのならシンプルなデザインで!」 とはルースを見せた
    時に娘が私にくれたアドバイスでした。







    シンプルさとは難しい課題です。

    それはシンプルという言葉に含まれた基準が人によって様々だからです。

    一切の装飾を排したツルッツルのむき身的デサインだけがシンプルと呼ぶに
    ふさわしいのでしょうか。

    モチーフの単純化によって施される装飾も過多になりすぎなければシンプルの
    呼び名に入れてあげてもよいでしょうか。

    以前 「これシンプルね、気に入ったわ」 とお客様がお選びになったそのリング
    は私の感覚ではシンプルカテゴリーには入らないデザインだったので一瞬
    驚いたことを覚えています。

    優美な曲線を多用した個性的なデザインリングでしたが、お話しを伺って、大きな
    石を用いていない点において、お客様基準の「シンプル」をクリアしたものだったと
    分かりました。

    娘のシンプルに合わせたいわけでも、万人にシンプルと認めさせたいわけでも
    ありません。

    ただ自分の中の「シンプル」に共鳴する作品を作りたいだけ・・・







    これから控えめな装飾をもってこのペリドットに華を添えたいと思っています。

    それでも私の中では充分シンプルと呼べる作品なのです。







    すっかり秋めいてまいりました。

    晴れ渡る秋空と見納めの緑、そして心地よい風吹くここ上野・・・

    東京国立博物館にて開催中の「THE ART of BLGARI ~130年にわたるイタリアの
    美の至宝~」に行ってきました。

    建物に掲げられたBVLGARIの文字とポスター。

    ここは博物館ではなく、海外のBVLGARIショップではないかと思ってしまうほどの
    しっくり感なので、いっそのこと「私は今旅の途中・・・」と暗示をかければ非日常を
    体感できること請け合いです。

    その暗示に上手くかかりたいと思われる方にはお一人で訪れることを強くお勧めします。



    TAoB.jpg



    照明を落とした館内ではドーム型の天井や閉ざされた窓にプロジェクションマッピングが
    施され、どこからともなく流れるBGMに装うご婦人から香水が香り、外観以上にBVLGARI
    ショップに立ち寄ったような錯覚を覚えます。

    そして惜しげもなく展示された数多のジュエリーはどれも表現の限界を超える美しさと豪華さ
    で、思わず呼吸するのも忘れるくらい(!)の迫力です。

    そうそう「私は今旅の途中・・・」。
    ふらりと立ち寄ったBLGARIで手厚くもてなされる大事なお客様だったっけ。。。

    迫力に圧倒されてはいけません。

    当然のごとくの振る舞いで次々に見学、、、ではなく品定めをしていきましょう。

    そして最後には、落ち着き払って「今日はいい出会いがなかったわ」などと心内でつぶやいて
    扉を後にします。

    何て素敵なひととき。
    何て贅沢なもしもツアー。

    大人の遊び心とでも申しましょうか・・・
    大人の空想術とでも申しましょうか・・・




    アート オブ ブルガリ
    130年にわたるイタリアの美の至宝

    東京国立博物館 表慶館
    2015年9月8日(火)~11月29日(日)








    9月に入りました。

    ここのところ曇り&雨のお天気で涼しい日が続いています。

    このまま残暑もなく秋へと移り変わっていくのでしょうか?

    勝手なものでそれもちょっぴり寂しい気がします、、、よね。







    夏を名残惜しく思って・・・というわけではありませんが、先日ペリドットのルース
    (裸石)を購入しました。

    8月の誕生石として知られるペリドットはヴィクトリア時代にも流行した半貴石の一つ。

    色味の美しいものはその色を「オリーブグリーン」と称されますが、発色を決定する
    要素はエメラルド同様インクルージョンです。

    つまり、内包物ができるだけ少ないことが美しい色の条件となります。

    またオイルを塗ったかのような独特のテリも他のジュエリーには見られない固有の
    特徴です。



    peridot.jpg



    こんなに美しいペリドットに出会ったのは初めてです。
    まるで引き寄せられるように手にしていました。

    まさに「This is オリーブグリーン」ではないでしょうか







    「石の美しさを見せたいのならシンプルなデザインで!」

    とは娘のアドバイス。ごもっともです・・・

    一目ぼれの石を用いてジュエリーを制作できること・・・
    幸せなことデス







    先日、町田市鶴川にある旧白洲邸「武相荘」に行ってきました。

    白洲次郎、白洲正子ご夫妻がご結婚後60年近くの長きに渡り慈しみを
    かけてこられたお住まいが一般に公開されるようになって今年で14年目
    を迎えるとのこと。


    buaisou1.jpg


    「武相荘」とはこの地が(旧鶴川村)武蔵と相模の境にあることにちなんで
    つけられた名だそうで、無愛想と言葉をかけられているところもまた白洲流。


    buaisou2.jpg


    蝉しぐれ・・・

    風にそよぐ竹林にうら若き柿の実


    buaisou3.jpg


    主なき今もあるがままに

    互いのプリンシプルの尊重を垣間見る


    buaisou4.jpg


    これからもあるがままに

    保存とメンテナンス、そしてそこに足を運ぶ人々

    それぞれの白洲イズム







    今年から営業が本格化したという、Restaurant & Cafe

    ランチに「豚肉のソテー ジンジャーソース」をいただきました。


    buaisou5.jpg



    ジンジャーソースが絶品

    暑さに火照った身体にビシソワーズが染み渡ります・・・







    散策、見学、食事・・・
    全てにおいてゆったりのんびり過ごさせていただきました。

    また違う季節に是非訪れたいと思っています。






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