美術展など

    セレクトジュエリーショップMilegeのオーナーブログです。

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    すっかり秋めいてまいりました。

    晴れ渡る秋空と見納めの緑、そして心地よい風吹くここ上野・・・

    東京国立博物館にて開催中の「THE ART of BLGARI ~130年にわたるイタリアの
    美の至宝~」に行ってきました。

    建物に掲げられたBVLGARIの文字とポスター。

    ここは博物館ではなく、海外のBVLGARIショップではないかと思ってしまうほどの
    しっくり感なので、いっそのこと「私は今旅の途中・・・」と暗示をかければ非日常を
    体感できること請け合いです。

    その暗示に上手くかかりたいと思われる方にはお一人で訪れることを強くお勧めします。



    TAoB.jpg



    照明を落とした館内ではドーム型の天井や閉ざされた窓にプロジェクションマッピングが
    施され、どこからともなく流れるBGMに装うご婦人から香水が香り、外観以上にBVLGARI
    ショップに立ち寄ったような錯覚を覚えます。

    そして惜しげもなく展示された数多のジュエリーはどれも表現の限界を超える美しさと豪華さ
    で、思わず呼吸するのも忘れるくらい(!)の迫力です。

    そうそう「私は今旅の途中・・・」。
    ふらりと立ち寄ったBLGARIで手厚くもてなされる大事なお客様だったっけ。。。

    迫力に圧倒されてはいけません。

    当然のごとくの振る舞いで次々に見学、、、ではなく品定めをしていきましょう。

    そして最後には、落ち着き払って「今日はいい出会いがなかったわ」などと心内でつぶやいて
    扉を後にします。

    何て素敵なひととき。
    何て贅沢なもしもツアー。

    大人の遊び心とでも申しましょうか・・・
    大人の空想術とでも申しましょうか・・・




    アート オブ ブルガリ
    130年にわたるイタリアの美の至宝

    東京国立博物館 表慶館
    2015年9月8日(火)~11月29日(日)







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    先日、町田市鶴川にある旧白洲邸「武相荘」に行ってきました。

    白洲次郎、白洲正子ご夫妻がご結婚後60年近くの長きに渡り慈しみを
    かけてこられたお住まいが一般に公開されるようになって今年で14年目
    を迎えるとのこと。


    buaisou1.jpg


    「武相荘」とはこの地が(旧鶴川村)武蔵と相模の境にあることにちなんで
    つけられた名だそうで、無愛想と言葉をかけられているところもまた白洲流。


    buaisou2.jpg


    蝉しぐれ・・・

    風にそよぐ竹林にうら若き柿の実


    buaisou3.jpg


    主なき今もあるがままに

    互いのプリンシプルの尊重を垣間見る


    buaisou4.jpg


    これからもあるがままに

    保存とメンテナンス、そしてそこに足を運ぶ人々

    それぞれの白洲イズム







    今年から営業が本格化したという、Restaurant & Cafe

    ランチに「豚肉のソテー ジンジャーソース」をいただきました。


    buaisou5.jpg



    ジンジャーソースが絶品

    暑さに火照った身体にビシソワーズが染み渡ります・・・







    散策、見学、食事・・・
    全てにおいてゆったりのんびり過ごさせていただきました。

    また違う季節に是非訪れたいと思っています。







    エスパス ルイ・ヴィトン (表参道ルイ・ヴィトン 7F) にヤン・ファーブル展を見に
    行ってきました。

    昆虫スカラベのサヤバネを用いた作品たち・・・

    作品の題材に込められたアーティストの想い、
    材料として玉虫のサヤバネを選択した意図、
    作品に表出した諸々の歴史的意味や問い、

    そんなことに思いめぐらせながら一つ一つの作品を丁寧に見ていきます。





    見る角度によって変化する玉虫のサヤバネはオパールの遊色効果さながらの
    美しさ。

    どうにかジュエリーにも象嵌などで用いることができないものか、、、などと思って
    しまいます。

    作品保護のために抑えた照明の中で見る美術館の絵画とは違い、陽光降り注ぐ
    明るい空間で見るサヤバネ。

    生命の素晴らしさと永遠性が感じられて、素材選びも感動の一翼を担う大切な要素
    であることを思い出させます。





    サヤバネは切ったりすることなく、そのままの大きさ、そのままの形状で。。。

    重ねる間隔、
    縦・横・斜め・ランダムといった向きの違い、
    個体差による色味の妙、
    微妙に施す立体感、

    それらをもって、モザイクというより刺繍のような密度と表現が実現されています。



    skalbe.jpg



    玉虫の織り成す神秘的な世界に迷い込んでしまった

    大作の額装に映り込んだ私のシルエットはまるで絵本の1ページのよう・・・

    自由な感覚で楽しめるユニークな展覧会でした。





    とにかくおびただしい数のサヤバネは圧巻です。

    難しいことはさておき、「すご~~~い!!」と単純に驚愕したい方ショッピングの
    合間に立ち寄ってみてはいかがですか?

    何といっても無料なんです。




    場所: エスパス ルイ・ヴィトン東京 (ルイ・ヴィトン表参道ビル7階)
    会期: 2015年7月9日~9月23日  12:00~20:00 無休
    入場料: 無料







    展覧会名にある「着想」という言葉と、「乾山見参」という見事なキャッチコピーに
    惹かれて、先日急な思い立ちで六本木、サントリー美術館に行ってきました。

    乾山とは尾形乾山。

    尾形光琳の弟で、兄とともに時代を盛り上げた琳派を代表する工芸家です。







    作品の着想をどこからどのようにして得るかについては、モノを作る人全てに
    共通する重要なポイントです。

    工芸品であれば使用感に直接訴える造形に対する着想もあるでしょうし、そこに
    施す絵や図柄といった使用には直接関係のない装飾部分に対する着想もある
    でしょう。

    いずれにしても次々と自然発生的に浮上してくる素材や技術に関する課題とは
    別に、デザインに関するチャレンジはジュエリーを制作する際いつも私を悩ませ
    ます。

    乾山は自然界、流派、更には歌、文学からも着想を得ていたようで、その幅広い
    好奇心に感心します。

    何か一つの題材を「好きだから・・・」と決め込んで、生涯同じテーマで作り続ける
    というスタイルに一本筋が通っているようで憧れる一方、乾山のようにその時その
    時の興味に合わせてテーマを選択していくスタイルにも「こだわりなきこだわり」を
    感じて憧れます。







    時代は移ろい、人も移ろう。。。

    興味や題材も移ろい、、、、、それでよい・・・。








    水の流れるがごとくその時々の着想を自然体で表現してきたであろう乾山の作品は
    乾山を受け継ぐその道の系譜とは全く関係のない個人にも影響を与えるものでした。

    会期終了間際、7/20(月・祝)までです





    突然のお誘いであっても、有機質の素材と彫刻が大好きな私にとって断る理由などある
    はずがありません。

    伊豆高原駅からタクシーに乗ること10分、 象牙と石の彫刻美術館「ジュエルピア」
    に行ってきました。







    普段、ジュエリーとしての彫刻を目にする機会はあっても、それはそれはミニアチュアな
    世界です。

    ミニアチュアだからこそ、繊細さやそこに表現された世界観にため息が漏れるものだと
    私は今までずっと思っていました。

    けれどそんな考えこそがミニアチュア・・・


    ivory1.jpg


    ジュエルピア所蔵の大作を目の前に考えが変わりました。

    大作に表現される繊細さこそ、どんな人をも唸らせる圧倒的な説得力を持つのだと!

    そして大作も小さな世界の積み重ねによって実現されるものであり、一つ一つの技巧に
    見られる丁寧さや正確さ、誠実な仕事ぶりは決して見る者を裏切りません。


    ivory2.jpg

    実際の作品の大きさは是非ご自身の目で・・・


    絶対にスゴイと思うはずです。

    きっと「スゴイ!」と口にしてしまうでしょう。

    何回「スゴイ!」とつぶやいてしまうか、数えてみるのも面白そうです。







    私たちが帰るころ、9/1にリニューアルオープンしたばかりだというのに「もう3回目だよ」
    という言葉とともに年配の男性が来館しました。

    ファンになるのもうなずけます。

    伊豆高原にオススメスポットあり、ですよ~。

    間違いありません!





    ジュエルピア

    開館時間:9:00~17:00(冬は16:00)
    休館日:年中無休(7・12月メンテナンス休館あり)
    入館料:大人1,200円
    ※スタッフさんによる説明があります




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