かねてから一度足を運んでみたいと思っていた日本民藝館に行ってきました。
訪れた日は西館(旧柳宗悦邸)の公開日にあたっていたこともあって海外の
方も含めた多くの方々が来館されていました。
思想家 柳宗悦によって収集された世界各地の諸工芸品の所蔵が約17,000点
とのこと。
趣きのある建物に実にしっくりと展示されており、そのマッチングに他では
なかなか経験することのできない充実感を味わうことができました。



用の美、人々が生活の中で用いるものにこそ誠実な美しさが・・・いぇ逆に素朴に
誠実に控え目に作られたものだからこそ媚びない美しさがあるのでしょうか。
美術館に並ぶような高名な品々とは違い、土地土地の生活の中から自然に
生まれた器、布、道具。
使い込まれた擦り切れ具合、ヒビ、欠け、、、といった劣化が、人との暮らしとの
親密なつながりを意識させます。
そう、これらはもともと飾られるためではなく、使われるために作り出されたもの
なのだと・・・



美しさは何も特別なものにだけではなく、普段使いの日常品にも宿るもの・・・
ただ昔に比べてそういった日常品は今では数少なくなってしまっているように
思います。

特別展「柳宗理の見てきたもの」
日本民藝館
~2013年11月21日(木)

訪れた日は西館(旧柳宗悦邸)の公開日にあたっていたこともあって海外の
方も含めた多くの方々が来館されていました。
思想家 柳宗悦によって収集された世界各地の諸工芸品の所蔵が約17,000点
とのこと。
趣きのある建物に実にしっくりと展示されており、そのマッチングに他では
なかなか経験することのできない充実感を味わうことができました。



用の美、人々が生活の中で用いるものにこそ誠実な美しさが・・・いぇ逆に素朴に
誠実に控え目に作られたものだからこそ媚びない美しさがあるのでしょうか。
美術館に並ぶような高名な品々とは違い、土地土地の生活の中から自然に
生まれた器、布、道具。
使い込まれた擦り切れ具合、ヒビ、欠け、、、といった劣化が、人との暮らしとの
親密なつながりを意識させます。
そう、これらはもともと飾られるためではなく、使われるために作り出されたもの
なのだと・・・



美しさは何も特別なものにだけではなく、普段使いの日常品にも宿るもの・・・
ただ昔に比べてそういった日常品は今では数少なくなってしまっているように
思います。

特別展「柳宗理の見てきたもの」
日本民藝館
~2013年11月21日(木)

この記事のトラックバックURL
http://milege.blog76.fc2.com/tb.php/215-59783758
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック